あかねは、患者さま、赤ちゃんの安全を守るために、様々な取り組みを行っております。

1.緊急時の対応

医療では、いかなる時も状況を見極める迅速な判断と、それに伴う対応が必要です。あかねでは、患者さまの安全のために 最善を尽くし、ここで無事に出産していただくことを目標にしておりますが、早期の診断で少しでもリスクがあれば より高度な医療を提供している医療施設へ紹介させていただきます。 緊急時の対応については、地域と密な連携体制をとり、搬送体制には万全を期しています。

緊急時の搬送先:大阪府立母子保健総合医療センター(和泉市)、りんくう総合医療センター(泉佐野市)等、OGCSネットワーク(産婦人科診療相互援助システム)

 

2.24時間体制、セントラルモニター

お産の際には、あかねでは必ず助産師が付き添います。陣痛の進行具合に合わせて、医師・助産師の指示の下、 看護師が お産の補助をいたします。 陣痛が始まってからは、24時間体制でママとベビーのご様子を、セントラルモニター※で見守っています。

※セントラルモニター※
陣痛の波形、胎児の心拍数をオンラインで医師・スタッフが常時見守っています。 胎児心拍の変化を病室だけでなく、 医局・外来診察室・ナースステーションなどで、同時にリアルタイムに見守っております。

 

3.監視カメラ、オートロックを採用

エントランス、ベビールームなど院内の様々な箇所にカメラを設置し、夜間の出入りも全てチェックできるよう、 徹底した安全管理を行っています。また、ベビールームはオートロックになっており、スタッフ以外は入室できない よう努めております。

 

4.積極的なコミュニケーション

設備の安全性を十分に発揮できるよう、常に、医師をはじめスタッフ間での情報共有、患者様へのお声がけを意識的に 行っております。設備のハード面と、人と人との関わりのソフト面の両方を大切に勤務にあたっております。

 

5.ベビーセンスの導入

当院では、呼吸モニター ベビーセンス※を導入し、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生を防止しております。
赤ちゃんの突然の変化に即座に気づけるよう、全ベビーベッドに設置しております。

※ベビーセンスとは※
赤ちゃんの呼吸などの身体の動きを圧センサーで感知し、身体の動きが1分間に10回以下になったり、20秒以上停止すると 大きなアラーム音と赤いランプで警報する呼吸モニターです。

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは・・・
元気で何の異常もなく育っていた赤ちゃんが、ある日睡眠中に呼吸が止まって突然死亡する病気です。 2000人の出生に対して1人の割合で発生し、乳児の死亡原因の第2位となっています。(1位は外因死) その原因の一つである、無呼吸状態をベビーセンスで感知することにより、直ちに適切な処置を行うことができます。

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